どうも秋山です。
フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズって面白いですね。こういう一話完結のSFものは大好きです。ミステリーゾーンを思い出しますね。
では、Mayaの学習を始めましょう!
後で他の人に教えるつもりで学習を進めていくと効果的ですよ。
前回の続きです。この章は、Maya2018用です。Maya2017以前のバージョンのMayaをお使いの場合は、やらなくていいですよ。
今回は、ArnoldのRenderViewを使ってみようと思います。
プロジェクトディレクトリーをセットする
horizontStudio_projectにセットしてください。
前回作成したhorizontStudio_06.mbを開いてください。
Arnold RenderViewでレンダリングする
今までは、Mayaの標準のRender Viewを使っていました。
それでもいいんですが、もっと高機能なArnold専用のRender Viewがあるんですね。今回はそれを使ってみようと思います。
Arnold→Arnold RenderViewを実行してください。
Arnold RenderViewが表示されました。
レンダリングしてみようと思います。
Arnold RenderViewのメニューのRender→Update Full Sceneを実行してください。
レンダリングできたでしょうか?
下図のように真っ黒になったり、perspの視点でレンダリングされたのではないでしょうか。
レンダリングするカメラを指定しようと思います。
下図を参考にして、Arnold RenderViewでcameraShape1に設定してください。
Arnold RenderViewのメニューのView→Test Resolution→の設定が100%になっていることを確認してください。
もし、そうでない場合は、100%に設定してください。
Arnold RenderViewのメニューのRender→Update Full Sceneを実行してください。
camera1の視点でレンダリングすることができました。
Mayaの標準のRender Viewでレンダリングした場合と結果は同じです。
Arnold RenderViewの1:1ボタンを押して下さい。
レンダリング画像がRender Settingsで設定されている大きさ(960×540)で表示されました。
初めからそのサイズで表示されていた場合は、変化はありません。
モニターの解像度によっては、レンダリング画像の大きさが下図と違うかもしれません。気にしないでください。
これから、さらに材質やライトをいじってみようと思います。
でも、いろいろいじってためすには、ちょっとレンダリングに時間がかかりますね。
ためしやすくするために、サンプリング精度を下げようと思います。
Render Settingsを表示してください。
Render SettingsのArnold Rendererタブを表示してください。
Sampling欄のCamera(AA)を3に設定してください。
サンプリング精度を下げました。
Render Settingsを閉じてください。
Arnold RenderViewのメニューのView→Test Resolution→50%を実行してください。
レンダリング画像サイズを50%に設定しました。
Arnold RenderViewのメニューのRender→Update Full Sceneを実行してください。
Arnold RenderViewの1:1ボタンを押して下さい。
下図のように、レンダリング画像サイズが50%になりました。
レンダリングにかかる時間は、四分の一になりました。
このサイズにすると、画像が小さくて見にくいかもしれませんが、何回もレンダリングしながら、いろいろためしやすいと思います。
シーンデータを保存する
horizontStudio_07.mbというファイルネームで、シーンデータを保存してください。
今回は、ここまでです。
次回、Arnold RenderViewをもう少しいじってみようと思います。
ライティング・レンダリング⑥(Maya2018) まとめ
ArnoldのRenderViewでレンダリングするには
Arnold→Arnold RenderViewを実行して、ArnoldのRenderViewを表示してください。
Arnold RenderViewの左から2番目にある設定欄でcameraShape1に設定してください。
Arnold RenderViewのメニューのView→Test Resolution→の設定が100%になっていることを確認してください。
Arnold RenderViewのメニューのRender→Update Full Sceneを実行してください。レンダリングすることができます。
Arnold RenderViewの1:1ボタンを押して下さい。
レンダリング画像がRender Settingsで設定されている大きさ(960×540)で表示されます。
この章で学んだことを、他の人に教えることができますか?教えることができるなら大丈夫です。もし、そうでない場合は、もう一度復習しておいてくださいね。
今回はここまでです。
よくがんばりました。
もし、もっとまとめて学習を進めたいという人は、ご相談ください。家庭教師や事務所での研修も受け付けておりますよ。