どうも秋山です。
ここ数日、何人か初めましての人と話をする機会があった。新鮮でいいですね。
では、MAYAの学習を始めましょう！
後で他の人に教えるつもりで学習を進めていくと効果的ですよ。
非シンメトリコンポーネントをシンメトリ化する（MAYA2017以降）
この章では、Symmetrizeというメニューを使うのですが、このメニューは、MAYA2017以降と以前では、使い方が微妙に違います。
この章では、MAYA2017以降でのSymmetrizeの使い方を学習しようと思います。
MAYA2016以前で学習している場合は、やらなくていいです。
Mirrorを使って、鏡面コピーしてくっつける方法は既に学習しました。
しかし、それだと実行前と実行後でトポロジが変わってしまいます。
それでは都合が悪いと言いますか、向かって右半分はモデリングしたんだけど、トポロジを変化させないまま、左半分を同じ形にしたいという場合があるんですね。
そういう場合とはどういう場合なのかは、詳しい解説は割愛しますが、とにかくそういう場合があるんですよ。
この章では、トポロジを変化させないで、左半分の形を既にできている右半分と同じ形に変形する方法を学習しようと思います。
Create→Polygon Primitives→Sphereを実行して、ポリゴンの球体を作成してください（pSphere1）
バーテックスを移動して、左右非対称なモデルを作成してください。
あくまでも左右のトポロジは同じになるようにしたいので、ExtrudeやMulti-Cutなどは使わないでください。
中央のバーテックスは、まっすぐに並んでいるようにしてください。
次の画と違っていてもかまいませんよ。
シンメトリ化したい部分のコンポーネントを選択しようと思います。
コンポーネントを選択というのは、バーテックスで選択してもいいし、エッジでもフェースでもいいということです。
次の画を参考にして、シンメトリ化したい部分のエッジを選択してください。
向かって右側でも左側でもどちらでもいいですよ。
Edit Mesh→Symmetrize（MAYA2017以降）を実行してください。シンメトライズって読みますよ。
Select a mesh edge for symmetryというメッセージが表示されました。
シンメトリ化する際の中央のエッジを選択してくださいという意味です。
シンメトリ化する際の中央のエッジをクリックしてください。
MAYA君に、真ん中はここだよって教えてあげたんですね。
シンメトリ化されました。
このようにコンポーネントを選択する場所によって、シンメトリ化する場所を指定するんですね。
向かって右から左へ、または、左から右へも可能です。
いろいろな部分をシンメトリ化してみてください。
ちなみに、Symmetrizeを実行してもヒストリーはできません。
シンメトリモデリング⑩ まとめ
非シンメトリコンポーネントをシンメトリ化するには
左右非対称なモデルを用意してください。
左右のトポロジは同じで、中央のバーテックスは、まっすぐに並んでいるようにしてください。
シンメトリ化したい部分のコンポーネント（エッジなど）を選択してください。
Edit Mesh→Symmetrize（MAYA2017以降）を実行してください。
シンメトリ化する際の中央のエッジをクリックしてください。
シンメトリ化することができました。
向かって右から左へ、または、左から右へも可能です。
Symmetrizeを実行してもヒストリーはできません。
この章で学んだことを、他の人に教えることができますか？教えることができるなら大丈夫です。
もし、そうでない場合は、もう一度復習しておいてくださいね。
今回はここまでです。
よくがんばりました。
お疲れさまでした。
もし、もっとまとめて学習を進めたいという人は、ご相談ください。家庭教師や事務所での研修も受け付けておりますよ。