どうも秋山です。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
では、MAYAの学習を始めましょう!
後で他の人に教えるつもりで学習を進めてくださいね。
作ってはいけないポリゴンモデル
3DCGでは、作ってはいけないポリゴンモデルがあるんですね。
それは、MAYAの中では作れてしまうけれど、ちゃんとレンダリングされなかったり、ゲーム機では不具合の元になってしまうようなモデルのことをいいます。
この章では、作ってはいけないポリゴンモデルについて学習しようと思います。
Create→Polygon Primitives→Planeを実行して、ポリゴンのプレーンを作成してください(pPlane1)
任意の位置のエッジを一列、選択してください。
ShiftキーとRMBでマーキングメニューを表示して、Extrude Edgeを実行してください。
エッジを押し出してください。
次の画の黄色い丸印の部分を見てください。
ボーダーエッジが分岐しています。
このように、ボーダーエッジ以外のエッジを押し出しているモデルはNGです。
今後、このようなモデルは、作らないでください。
MAYAでは、このようなモデルが作れちゃうのですが、ゲーム用モデルや他のソフトでは扱うことができないことが多いです。トラブルの元になってしまうんですね。
次の画のようなモデルもNGです。
どうしても、このようなモデルを作らなければならない場合は、次の画のように別のオブジェクトに分けて作成してください。
または、次の画のように、オブジェクトに厚みを作ってください。
ポリゴンフェースのつながりによって空気が閉じこめられているような、閉じたオブジェクトならば問題ありません。
次の画のようなモデルもNGです。
ボーダーエッジ以外のエッジを押し出しているモデルです。
空気を閉じこめているフェース以外に、はみ出ているようなフェースがありますね。
次の画のようなモデルは、問題ありません。
ボーダーエッジを押し出して作っていますね。
次の画のようなポリゴンもNGです。
4角形ポリゴンですがNGなんですね。
同様に次の画のようなモデルもNGです。
4角形ポリゴンなのになぜNGなのでしょうか。
ボーダーエッジも分岐していないですよね。
2つの頂点を結んでポリゴンを3角形化した場合を考えてみてください。
次の画のような場合が考えられます。
右のモデルのほうはシルエットが変わってしまっています。
このように3角形化した時にシルエットが変わってしまうようなモデルはNGなのです。
たとえ4角形ポリゴンでもNGなのです。
作ってはいけないポリゴンモデル まとめ
このようなモデルは作ってはいけません。
ボーダーエッジ以外のエッジを押し出しているモデルはNGです。
3角形化した時にシルエットが変わってしまうポリゴンはNGです。たとえ、4角形ポリゴンでもNGです。
このようなNGモデルでも、MAYAの中では作れてしまいます。
しかし、ちゃんとレンダリングされなかったり、ゲーム機では不具合の元になってしまうことがあります。
この章で学んだことを、他の人に教えることができますか?教えることができるなら大丈夫です。
もし、そうでない場合は、もう一度復習しておいてくださいね。
今回はここまでです。
よくがんばりました。
お疲れさまでした。
もし、もっとまとめて学習を進めたいという人は、ご相談ください。家庭教師や事務所での研修も受け付けておりますよ。