どうも秋山です。
松屋は食券制なので、帰り際に店員とのやりとりがないのがちょっとさびしいんですよね。やっぱすき家のほうがいいな。
では、MAYAの学習を始めましょう!
Duplicate Face
Duplicate Faceってなんでしょうね?
Duplicate Faceをノーヒントでさぐっていきましょう。
Duplicateというのは、複製するという意味ですね。
メニュー名から予想すると、フェースを複製するっぽいですよね。
何でもいので、ポリゴンオブジェクトを出してください。
任意の位置のフェースを選択してください。
Shiftキー+RMBで、マーキングメニューを表示してください。
Duplicate Faceを実行してください。
フェースを複製できるのかためしてみてください。
意味がわからないかもしれませんが、わからないなりにいじってみてください。失敗したっていいですよ。
これは、どういう機能なのか、どういうふうに使うのか考えてみてくださいね。
では、解説していきますので、一緒にいじっていきましょう。
他の人に教えるつもりで進めてくださいね。
File→New Sceneを実行して、新規シーンにしてください。
Create→Polygon Primitives→Sphereを実行してください(pSphere1)
任意の位置のフェースを選択してください。
Shiftキー+RMBで、マーキングメニューを表示してください。
Duplicate Face □を実行してオプションを表示してください。
デフォルトの設定にしてください。やり方はもうわかりますよね。
Duplicateボタンを押して、実行してください。
マニピュレータが表示されました。
青い矢印部分をドラッグしてください。
複製したフェースを法線方向に拡大することができました。
Window→Outliner(MAYA2015以前)
Windows→Outliner(MAYA2016以降)
を実行して、Outlinerを表示してください。
pSphere1というグループの中にオブジェクトが2つできています。
このように、選択したフェースを別オブジェクトとして複製することができます。
なにやらtransform1というノードもできていますね。
ちなみにOutlinerは、MAYAのバージョンによって、微妙に違いますので注意してくださいね。
次の画は、MAYA2018のものです。Outlinerは、レイアウト内に表示されたりしますよ。もちろん別ウィンドウで表示することもできます。
次の画は、MAYA2016のものです。Outlinerは、別ウィンドウで表示されます。
2つのオブジェクトを選択したまま、Edit→Delete by Type→History(Alt+Shift+d)を実行して、ヒストリーを削除してください。
transform1が消えました。
不必要なノードを残さないためにヒストリーは必ず削除してくださいね。
transform1というノードが、何のためのノードかということは、今は、気にしないでいいです。
再び、任意の位置のフェースを選択してください。
Shiftキー+RMBで、マーキングメニューを表示して、Duplicate Faceを実行してください。
マニピュレータの◎をクリックしてください。
マニピュレータがワールド座標モードになりました。
ワールド座標モードを覚えていますか?
忘れてしまった人は、「ポリゴンフェースを押し出す」の章を復習しておきましょう!
矢印部分をドラッグして複製したフェースを移動してください。
ワールド座標モードの時は、形を変形させずに移動、回転、拡大縮小することができます。
Window→Outliner(MAYA2015以前)
Windows→Outliner(MAYA2016以降)
を実行して、Outlinerを表示してください。
polySurface1というグループができて、その中にオブジェクトが2つできています。
transform1というノードもできています。
ヒストリーを削除してください。
transform1が消えました。
今は、オブジェクトは、グループ化している状態です。
そのままでもいいですが、階層構造が複雑になるとわかりにくくなります。
実際にモデリングする時には、わかりやすい階層構造を作るようにしてください。
オブジェクトをリネームすることも大事です。
3つのオブジェクトをオブジェクトモードで選択してください。
パースビューで選択してもいいですし、Outlinerで選択してもいいですよ。
Edit→Unparentを実行してアンペアレントしてください(Shiftキー+pキーを押してもいいですよ)
不必要なノードであるpSphere1とpolySurface1は、Deleteキーで削除してください。
今回は、Duplicate Faceのマニピュレータを理解するために移動させました。
しかし、複製した部分を移動しなくても問題ありません。まったく同じフェースを同じ位置に複製したいこともありますからね。
その場合は、同じ位置に重なったままになります。
移動しなかった場合は、パースビューでは重なってしまって選択しにくくなりますが、Outlinerを使って選択すれば大丈夫ですね。
Duplicate Faceを練習してみてください。
マニピュレータの扱いに慣れてくださいね。
他のフェースを選択し直したり、他のオブジェクトに対しても実行してみてください。
ワールド座標モードももう一度確認しておいてくださいね。
このツールを何のために、どのように使っていくのかは、まだわからないと思いますが、それは今後学習していく予定です。
ポリゴンを編集するメニュー⑤ まとめ
フェースを複製するには
フェースを選択後、Shiftキー+RMBでマーキングメニューを表示して、Duplicate Faceを実行してください。
または、以下のメニューを実行してください。
Edit Mesh→Duplicate Face(MAYA2014)
Edit Mesh→Duplicate(MAYA2015以降)
選択したフェースを別オブジェクトとして複製することができます。
実行後、ヒストリーを削除してください。
この章で学んだことを、他の人に教えることができますか?教えることができるなら大丈夫です。
もし、そうでない場合は、もう一度復習しておいてくださいね。
今回はここまでです。
よくがんばりました。
お疲れさまでした。
もし、もっとまとめて学習を進めたいという人は、ご相談ください。家庭教師や事務所での研修も受け付けておりますよ。